プラークとは
しかし、具体的にどういったものなのかを理解している人もあまりいないようです。
簡単に説明すると、プラークははについた汚れ、つまり歯垢のことです。
これはただ汚れたものや食べカスのことではなく、それらに最近が繁殖している状態のことをいいます。
プラークの8割は細菌だと言われており、歯周病や虫歯の原因になっています。
最近が繁殖するまでは、少し時間がかかります。
学説や口内環境によって異なりますが、24時間放置してしまうと繁殖するという専門家が最も多いようです。
つまり、24時間経つ前に歯磨きをして取り除けば、細菌の繁殖を防ぐことが可能です。
最近の繁殖を防ぐということは、歯周病を防ぐということになります。
歯科医が食後に歯磨きをすすめるのは、これが理由です。
プラークは約2日間で歯石になってしまいます。
歯石は、通常の歯磨きで落とすことはできないでしょう。
歯石になる前に歯磨きで汚れを落とすようにしましょう。
歯垢に含まれている歯周病菌により、歯周病は引き起こされますが、歯垢と歯石の違いは何でしょうか。
同じものと思っている人もいるようですが、実際は違います。
歯垢は、口の中の細菌の塊のことです。
口の中でネバネバした物質が歯垢を包み込むプラークと呼ばれるものであり、歯や歯茎などにつきます。
歯磨きで歯垢を取り除き、できるだけ口の中に最近がない状態を保つことが大切です。
この歯垢が残り続けてしまうと、歯周病の原因になります。
歯石は、簡単に説明すると歯垢が変化したものです。
しっかりと歯磨きができていないと、歯垢が口の中に貯まります。
歯垢が残ってしまうと、唾液に含まれるカルシウムの働きで歯垢が固くなります。
歯石ができると歯磨きでは取り除くことが困難です。
歯石になるまでは2日間ほどかかるので、毎日丁寧に歯磨きをすることが重要です。
歯垢や歯石をそのままの状態にしてしまうと、歯茎が腫れて痛みが出たり、虫歯になったりします。
最近の塊が歯と歯茎の間に入り込み負担を与えているイメージをするといいでしょう。
それにより、歯茎が弱くなり、最近が更に増えてしまう状態になっています。
歯周ポケットに歯垢が入り込むと、口の中だけでなく、体内にまで最近が取り込まれてしまいます。
歯垢や歯石の除去は、常に意識をもって、対策を取る必要があります。
これが、虫歯や歯周病の予防になります。