歯槽膿漏の予防
日頃から予防することが大切ですが、歯槽膿漏になってしまったら専門家の歯科医に相談するようにしましょう。
中には、虫歯の治療での削り方が原因で歯肉炎や歯槽膿漏などの歯周病になってしまったケースもあります。
自身で予防をすることがとても大切です。
歯槽膿漏は、いきなり歯の奥や顎の骨から始まるわけではなく、虫歯と同じく歯の汚れが原因でなってしまいます。
特に葉の根元や歯茎と歯の間の歯周ポケットと呼ばれる部分に歯垢や歯石が溜まって、それを放置しておくと歯肉炎になり、更に悪化すると歯槽膿漏になってしまいます。
また、体が弱っているときやビタミン不足の時には歯槽膿漏などの歯周病になりやすい状態になっています。
歯槽膿漏になっていても軽度の状態であれば、隅々まで歯を磨くこと、栄養と睡眠をしっかりと取ることで自然に治すことも可能です。
毛の細いタイプの歯ブラシを使用して、丁寧に隅から隅まで磨くことが重要です。
目安としては1本の歯を20回磨くうつもりでと勧める歯科医もいるので、じっくり磨くようにしましょう。
では、歯磨きをする際に、どんな歯磨き粉を使用すればいいのでしょうか。
CMなどで、歯周病予防をうたった歯磨き粉もあります。
様々な種類の歯磨き粉がありすぎで、どれを選ぶか迷う人も少なくないでしょう。
しかし、実は歯科医の中にも歯磨き粉を使用しなくてもいいと勧める人もいます。
丁寧にしっかりと磨けていれば問題がないので、歯磨き粉は必要ないという考え方です。
これは、市販の歯磨き粉には研磨剤や発泡剤など、お勧めできない成分が含まれているものが多いからです。
研磨剤は重要と思っている人も少なく内容ですが、歯を過剰に磨く状態と同じで、歯が弱ってしまう可能性があります。
発泡剤は、泡立たせるための薬剤です。
泡で歯の表面が見えなくなってしまったり、泡立っていることでしっかりと磨いた気分になってしまったりする人も多いです。
磨き残しは歯周病を悪化させてしまうので、歯磨き粉を使用しなくてもいいと言う歯科医もいます。
しかし、歯磨き粉にはフッ素やキシリトール、塩など刺繍病予防になる成分もたくさん含まれているものもあります。
それよりも、歯を丁寧に磨くことの方が重要だということです。
歯磨き粉に頼るのではなく、歯磨き粉はあくまでもハミガキの補足として考え、歯ブラシを丁寧に使用して磨くように心がけることが最も重要です。