歯磨きの方法
歯磨きにはやり方が様々あります。
ただ歯ブラシで磨いているだけでは、磨き残しが残ってしまう部分が想像以上に多いです。
歯ブラシは、つま先、わき、かかとと呼ばれる3つの部位に分けられることができます。
磨きやすい部分は全面を使用して磨きますが、磨きにくい部分はこの部位を使い分けて上手に磨きましょう。
全面は歯の全体をざっくりと磨くことに適しています。
そのため、まずは全面を使用して歯の全体を磨きましょう。
つま先は奥歯の境目、一番奥の歯の裏側、小さなでこぼこ面など細かい部分に適しています。
わきは、歯の間や付け根が磨きやすいです。
特に、葉の付け根の歯周ポケットは磨き残しが内容にしっかりと磨きましょう。
かかとは前歯や奥歯の裏側を磨くことに適しています。
歯磨きのコツは、歯の状態やあごの大きさによって異なります。
歯科医に教えてもらうことが望ましいですが、代表的な方法をご紹介します。
まずは、バス法です。
歯に対して45度の角度で歯ブラシを当てて磨く方法です。
最も基本的な磨き方です。
歯と歯茎の間を磨くのに適しています。
歯周病の原因となる歯垢が最も繁殖しやすい部分が磨けるので、この方法をまずは意識してみるといいでしょう。
次に、縦磨きです。
名前の通り、歯ブラシを縦向きにして磨く方法です。
歯ブラシのつま先だけを使用して磨くのがポイントです。
縦磨きでは、歯と歯の間など、こまいところまでしっかりと磨くことが可能です。
スクラッピング法は、歯に対して歯ブラシの全面を直角にあて、小刻みに振動をさせながら磨きます。
力を入れすぎず、毛先を立たせて磨きます。
ローリング方では、横向きの歯ブラシを歯茎にあてて、歯ブラシを半回転させながら歯茎から歯に向かって磨きます。
これは、歯茎に対するマッサージ効果もあるので、オススメの方法です。
フォーンズ方は、歯に対して円を描くように歯ブラシを動かして磨きます。
当てるのは歯ブラシの先のみです。
歯の表面の汚れをまんべんなく落とすイメージをしながら、少しずつ円を移動させるようにして磨きます。
歯を磨くタイミングで最も重要なのは、寝る前です。
就寝中は、唾液の分泌が減少しています。
唾液には、最近の増殖を抑える働きがあるので、就寝中は菌が増殖しやすくなっています。
この状況を少しでも緩和するために、就寝前の歯磨きは重要です。
デンタルフロスや洗口液なども就寝前に行いましょう。