歯周病の専門医
一般的で一番多いのが、普通の歯医者さんです。
歯が痛い、虫歯がある、定期検診などでかかる歯科医で、家の近所にあるほとんどの歯科医院です。
歯周病にかかる人も増えているので、最近では一般の歯科だけでなく、歯周病専門の歯科が増えており、歯周外科と呼ばれています。
これは、日本歯周病学会に5年以上所属している歯科医が、さらに定められた規定の単位を取得して、さらに審査に合格してから名乗れる資格です。
一般の歯科医院でも歯周病の治療を受けることは可能ですが、近くに専門医院があれば、そちらの方がより専門的な知識と技術で治療してもらえるでしょう。
日本人の多くは歯周病になっていますが、一般的な歯科だけでは発見できないことも珍しくありません。
治療が終わっても、歯や歯茎に痛みがあったり、炎症を起こしていたり、腫れていたりする症状が残っていることがあります。
そのあと、歯周外科などの専門的な歯科医に見てもらうと歯周病になっており、実は治療はまだ終わっていない状況だったというケースもあります。
つまり、歯周病に対する意識は歯科医にも低いようです。
少しでも気になるならば、専門的な歯周外科に相談して、今までの歯科医とは違った知識や情報を手に入れることもできます。
歯周病の治療には歯を清潔に保つことが大切です。
歯茎の状態を良いままキープすることで、炎症は次第に収まります。
しかし、重度の歯周病だとそれだけでは治りません。
かみ合わせが悪くなったり、治療済みの歯にも影響を及ぼしたりします。
歯周外科ならば、何に問題や原因があるのかを徹底的に調べてもらえます。
予防や対策も個人個人に合ったものを聞けるので、口内環境をいい状態で保つことが可能です。
日本歯周病学会のホームページには全国の医院が掲載されているので、受診を考える場合は一度調べてみるといいでしょう。
どうしても近くに専門の歯科医がない場合は、一般的な歯科医院を頼るしかありません。
近くに歯科医院がいくつもある場合、どの医院にかかるべきか悩む人も多いでしょう。
その場合、クチコミを参考にしてみてもいいでしょう。
日本人の8割は歯周病だと言われているということは、身近な人に治療中の人もしくは過去に治療したことがある人がいるかもしれません。
そういった人からクチコミを聞ければとても参考になるでしょう。
他にもインターネットで様々な医院とそのクチコミを調べることもできます。